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美人力はバランス力_3

こちらからの続き

美人力はバランス力_2 - Tokyo Glamorous Life アラフォー×バツイチ×イイ女道

美人力はバランス力_1 - Tokyo Glamorous Life アラフォー×バツイチ×イイ女道

 

 

細部に至るまで美しい容姿に、身に付けているものは一際上質なモノばかり、

六本木ヒルズで日常のお買い物を済ませる優雅な姿から、

何もかもを持っているように見える完璧な女性…

 

 

その人には、一切の

「無駄」

が無かった。

 

 

「無駄」とは何か。

 

身体のラインを損なうムダな脂肪、

シワ・シミ・たるみといった、肌にとってムダなもの、

なんだか疲れを感じさせる生活感、、等

 

もちろん彼女にそんなものは無かったし、

きっと裕福であろう彼女なら、

ボディは優秀なパーソナルトレーナーを付けて指示を受けていたり、

肌はカリスマと呼ばれるエステティシャンにケアしてもらって、

超高級な基礎化粧品をフルラインで揃えているのかもしれない。

 

ここ東京には、お金で美を手に入れる手段など、いくらでもある。

生まれつき恵まれた容姿に更にその手段を追加すれば、どこまでだっていけるだろう。

そこに華やかな洋服やジュエリーをトッピングすれば、超絶美女の出来上がり。

 

 

だけれども、

美に対する女性の飽くなき探求心は、時に過剰に心と身体を煽り、

容易くバランスを崩してしまう。

 

巷に溢れるダイエット情報を鵜呑みにして、次から次へと新しいダイエット方法を渡り歩いては、思うような結果が得られず、いつまでもダイエットジプシーになってしまったり、

意を決してジムへ入会したものの、長くは通い続けられず、そんな自分への自己嫌悪でいっぱいになって罪悪感に苛まれたり、

宣伝されるがままにエステや美容機器に手を出して、気が付けば多額のお金と時間を注ぎ込んでいたり、

食べるものを過剰に意識しすぎて、カロリーや栄養素ばかりが気になり、心から食事が楽しめなくなってしまったり、

クローゼットに入りきらないほどの洋服やバッグがありながら、お店を覗けば欲しくなるものばかりで、思うままに手に入れたはいいけれど、結局片付けられない自分を責めたり、、

 

きっかけは、ただ、もう少し綺麗になりたいと思って始めたことが、

なぜか自分を苦しめることになって、散々もがいた結果、

望んでいた姿にはなっていなかったり、

姿形だけは手に入れても、心は全く満たされていないなんて、ザラにあること。。

 

 

これが20代の女の子なら、盛りに盛りを重ねた姿を見ても、

一見キレイに見えるのかもしれない。

 

けれど、30代、40代と年齢を重ねる毎に、

付け足すだけでは一切誤魔化しが効かなくなってくる。

 

それどころか、過剰な付け足しは、「無駄」にしか感じられない。

 

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きっとあの美しい女性は、

なにかと言い訳をして暴飲暴食するようなこともなく、

かと言ってストイックに食事制限しすぎて心がギスギスするようなこともなく、

たとえ多忙であったとしても、良質な睡眠や入浴の時間を確保し、

日常的に身体を動かすことを心がけ、

有り余る資産があろうとも、決してそれをひけらかすことなく、

本当に心から気に入った、身に付けていて心地良いものだけを取捨選択しているのだろう。

 

実際のところはわからないけれど、たった一目見ただけで、

そんな「無駄」の無い美しい生活がありありと思い浮かぶような、

格別の気品を漂わせていた。

 

 

いい加減に過ごした日々を一発逆転!できる魔法なんて、有るようで無くって、

毎日を丁寧に、大切に生きてきたその積み重ねが醸し出す凛とした空気は、

どれだけお金を積んだって買い取ることは出来ないし、

どんな最先端技術も敵わない。

 

日常を丁寧に大切に、薄皮を重ねるように積み重ねていくことは、

一見簡単なようだけれども、とても地味で、気の遠くなるような作業。。

結果を焦らず、その過程も楽しむ心の余裕がなければ、

絶対に続かない。

 

そんな知性を、あの女性はうんと若い頃から備えていたのかもしれないけれど、

もし、彼女も10代、20代、30代と色んな紆余曲折を経て、そのバランス力を身につけたなら、

今からでも彼女の凛とした美しさに近づけるかもと、少し勇気が持てるのだった。